2014年12月24日(水)SUWACO Labo事業成果発表会を開催しました

自然エネルギー信州ネット

2015年01月01日 17:54

長野県、岡谷酸素株式会社、自然エネルギー信州ネットの三者協定に基づく協働事業
「岡谷酸素太陽光発電所SUWACO Labo」の発電開始より1年が経ちました。
この1年間で得られた実測データ、公共施設の屋根借り事業で習得したノウハウ、
当事業の収支などを事業成果として発表させていただきました。






午前中は、発電所の現地見学会を開催しました。
長野県の施設であるクリーンレイク諏訪(豊田終末処理場)の蓋上(屋根)を
岡谷酸素株式会社が借受けて、約1MWの太陽発電設備を設置して
発電事業を行っています。


この発電所の工夫点や苦労話、1年を経てわかったことなど、設備を見ながら
岡谷酸素株式会社の秋山さんに解説していただきました。




防草シートを張っていないパネル下に雑草が生えました。
来年は草刈りが必要ですね。






雪が降った後でしたので、角度検証エリアでの雪の残り方、
落ち方を実際に見ることができました。



角度検証エリアでは、ソーラーフロンティアと京セラのモジュールが
0度、10度、20度、30度の確度で設置されており、
データを取るためにそれぞれ独立したパワーコンディショナーが設置されています。

SUWACO Laboの発電状況は、こちらのホームページで見ることができます。


現場見学会を終えて、事業成果発表会会場であるRAKO華乃井ホテルへ。
受付では、マスコットのすわそらちゃんがお出迎えです。






年末の忙しい時期での開催でしたが50名ほどの皆さまにお集まりいただきました。



岡谷酸素株式会社企画室長 嶋田さんより開会のごあいさつ。



自然エネルギー信州ネット担当理事の沖野さんからも
大雪や夏の台風など、悪条件でのスタートながら、
好調な結果を残している。今後も期待しているとのあいさつがありました。



◎成果発表その1
発電計測データ分析報告
(日本大学理工学部電気工学科教授 西川省吾氏)

約1年間の詳細なデータ計測と考察を発表いただきました。
今後も継続していくことで経年でのデータ 分析を行います。



◎成果発表その2
発電事業実績と収支報告
(岡谷酸素株式会社企画室 嶋田克彦氏)

桜の美しく咲いている時期のヘリコプターでの空撮から始まり、
事業受託から今に至るまでの苦労話を交えたリアルな報告です。
発電量は8月の長雨、2月の大雪がありましたが、それ以外の月は予測発電量を上回り
おかげさまで総じて好調なスタートの1年でした。



発表会を終えて、参加者のみなさんと記念写真です。

自然エネルギー信州ネットでは、岡谷酸素株式会社のみなさんと協力して
毎年、このような発表会を企画開催いたします。
どうぞよろしくお願いします。

(レポート:小田切)




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