2015年01月01日

2014年12月24日(水)SUWACO Labo事業成果発表会を開催しました

長野県、岡谷酸素株式会社、自然エネルギー信州ネットの三者協定に基づく協働事業
「岡谷酸素太陽光発電所SUWACO Labo」の発電開始より1年が経ちました。
この1年間で得られた実測データ、公共施設の屋根借り事業で習得したノウハウ、
当事業の収支などを事業成果として発表させていただきました。






午前中は、発電所の現地見学会を開催しました。
長野県の施設であるクリーンレイク諏訪(豊田終末処理場)の蓋上(屋根)を
岡谷酸素株式会社が借受けて、約1MWの太陽発電設備を設置して
発電事業を行っています。


この発電所の工夫点や苦労話、1年を経てわかったことなど、設備を見ながら
岡谷酸素株式会社の秋山さんに解説していただきました。




防草シートを張っていないパネル下に雑草が生えました。
来年は草刈りが必要ですね。






雪が降った後でしたので、角度検証エリアでの雪の残り方、
落ち方を実際に見ることができました。



角度検証エリアでは、ソーラーフロンティアと京セラのモジュールが
0度、10度、20度、30度の確度で設置されており、
データを取るためにそれぞれ独立したパワーコンディショナーが設置されています。

SUWACO Laboの発電状況は、こちらのホームページで見ることができます。


現場見学会を終えて、事業成果発表会会場であるRAKO華乃井ホテルへ。
受付では、マスコットのすわそらちゃんがお出迎えです。






年末の忙しい時期での開催でしたが50名ほどの皆さまにお集まりいただきました。



岡谷酸素株式会社企画室長 嶋田さんより開会のごあいさつ。



自然エネルギー信州ネット担当理事の沖野さんからも
大雪や夏の台風など、悪条件でのスタートながら、
好調な結果を残している。今後も期待しているとのあいさつがありました。



◎成果発表その1
発電計測データ分析報告
(日本大学理工学部電気工学科教授 西川省吾氏)

約1年間の詳細なデータ計測と考察を発表いただきました。
今後も継続していくことで経年でのデータ 分析を行います。



◎成果発表その2
発電事業実績と収支報告
(岡谷酸素株式会社企画室 嶋田克彦氏)

桜の美しく咲いている時期のヘリコプターでの空撮から始まり、
事業受託から今に至るまでの苦労話を交えたリアルな報告です。
発電量は8月の長雨、2月の大雪がありましたが、それ以外の月は予測発電量を上回り
おかげさまで総じて好調なスタートの1年でした。



発表会を終えて、参加者のみなさんと記念写真です。

自然エネルギー信州ネットでは、岡谷酸素株式会社のみなさんと協力して
毎年、このような発表会を企画開催いたします。
どうぞよろしくお願いします。

(レポート:小田切)



  


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2014年12月11日

2014年12月24日(水)NPO法人まめってぇ鬼無里主催 ワークショップのお知らせ

※イベントは終了しました。

長野市における里地里山の活性化と共生した低炭素な地域づくりに関するワークショップを開催します。


【日時】12月24日(水)午前10時から12時30分 (予約不要/入場無料)

【開場】信州科学技術総合センター (SASTec/信州大学工学部内)
     303号 会議室

【主催】NPO法人まめってぇ鬼無里


(↓クリックで拡大します)

  


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2014年12月10日

2014年11月20日~22日「全国小水力発電サミットin長野」が開催されました。

11月20日(木)~22日(土)の3日間、小水力発電の更なる普及促進を図るため、全国の小水力発電に取り組む自治体、学識経験者、農業関係者、企業、住民等が参集し、先進事例の紹介や地域における課題等に関する議論や情報交換を行う「全国小水力発電サミット」が長野市で開催されました。
自然エネルギー信州ネットではサミット運営委員会の委員として半年以上にわたり大会の運営に携わってきました。

大会1日目はホクト文化ホールにて開会式、基調講演、パネルディスカッション、事例報告が行われました。

大会スタッフ打合せ
水力関係の団体や自治体がボランティアで大会運営をします。
指揮を執るのは信州ネット会員でもある事務局長の丸山幹夫氏





大会長 阿部知事の挨拶



来賓の方々のご挨拶(舞台袖より撮影)



企業展はホール隣の展示ブースで開催し大盛況でした



京都大学大学院教授 植田和弘氏による基調講演
「自然エネルギーが拓く、地域の未来」



来場者は650名で当初予定していた人数を上回り
ホールの2階席も解放しました



続いてパネルディスカッション
「地域の視点から見た自然エネルギーへの期待を語り合う」では
女性登壇者による白熱したトークが展開されました
信州ネットからは皆さんご存知の藤川氏、中島氏も登壇



上田市民エネルギー 藤川まゆみ氏



上智大学大学院准教授 中島恵理氏



事例報告は7名による発表がされ環境部長田課長も登壇されました
写真は岡山県西粟倉村産業観光課長上山隆浩氏



大会2日目は信州大学工学部内 3会場に分かれて6つの分科会を開催



こちらはサステック会場で開かれた第1分科会



ご覧の通りたくさんの方が参加され非常に熱心に聞かれていました



第6分科会 地域が元気になる小水力とは



若里総合研究棟でのテーマは
第3分科会 市町村の役割と共同連携の大切さ
第4分科会 農業用水の活用



最後はサステックにて全体会が行われ各分科会の進行役を務められた
登壇者の方々がまとめの報告をされました



閉会は実行委員長 長野県小水力利用推進協議会 芳川修二氏が務めました



各会場の片付けも終わりスタッフが最後に集合
エクスカーションに参加される方はこの会場から出発していかれました




  


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2014年11月07日

2014年11月6日(木)「信濃の国おひさまファンド」の記者発表がありました。

2014年11月6日に、長野県庁内会見室にて
「信濃の国おひさまファンド」の記者発表会がありました。



写真左から
おひさまエネルギーファンド(株) 菅沼さん、谷口さん
(一社)自然エネルギー信州パートナーズ 小田切
ソーシャルエネルギー(株) 片瀬さん



今回は、長野市鬼無里地域、松本地域、飯田市を中心とした
太陽光発電事業を実施する目的のファンドで、
自然エネルギー信州ネットのネットワークから対象事業が誕生しました。

信州全域にまたがる自然エネルギー事業となったことから、
2ヵ月間の長野県民優先枠を設けています。

南信州地域では、「メガさんぽおひさま発電所2014」事業と
個人住宅向けの新たな事業として「マイホーム発電所2014」を実施します。

ソーシャルエネルギー(株)片瀬さんより、
松本地域での「おひさま0円システム2014」事業について説明がありました。



(一社)自然エネルギー信州パートナーズ小田切より
鬼無里での太陽光発電所事業の説明をしました。



報道関係者の皆さんから多くの質問をいただき、
いよいよファンド募集をスタートします。



「信濃の国おひさまファンド」
募集期間:2014年11月7日~2015年2月28日※先着順
募集総額:2億3,500万円

ファンドの詳細はこちらから

対象事業の紹介はこちらから

資料請求はこちらから


(レポート:小田切奈々子)


  


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2014年11月06日

2014年11月4日(火)まちエネ大学長野スクールプレイベント

信州ネットが運営協力をしております
まちエネ大学実行委員会主催の「まちエネ大学長野スクール」
プレイベント(受講説明会)が11月4日(火)14:00~17:00
八十二銀行本店別館AV研究室にて開講されました。



水野雅弘氏 (一社)グリーンエデュケーション代表理事・プロデューサー


ゲスト講師
渡部伸仁氏 資源エネルギー庁再生可能エネルギー推進室長


ゲスト講師
大和田順子氏 (一社)ロハス・ビジネス・アライアンス・共同代表


ゲスト講師
勝屋久氏 勝屋久事務所代表/プロフェッショナル・コネクター

ファシリテーター
吉田典生氏 ㈲ドリームコーチ・ドットコム代表取締役



着席しているグループ内で自己紹介


グループワーク
この街で再エネを使ってどんなことができるのかアイデアを出し合って
アイデアをポストイットへ記入をして会場前にあるホワイトボードへ貼って、発表等をしました。





信州ネット事務局から挨拶とご案内

最後は全員で記念撮影


行政、金融機関、個人事業者、会社員、NPO・・・
立場や世代を超えて、新たなつながりが生まれたプレイベントとなりました。

プレイベントの模様は、まちエネ大学公式フェイスブックページに
掲載しておりますので、ぜひご覧下さい。



プレイベントの様子は夕方のローカルニュースで放映されました。



プレイベントにはご来場いただけなかった皆さまでも
本講座へのお申し込みが可能です。

信州ネットが運営協力をしております
まちエネ大学実行委員会主催の「まちエネ大学長野スクール」本講座(全4回)が
11月27日(木)より八十二銀行本店別館AV研修室にてスタートします!

ご関心のある方は、ふるってご参加ください。
テキスト代は3,000円(4回分)です。
全4回の講座日程は
11月27日(木)、12月19日(金)、1月30日(金)、2月24日(火)です。
詳しくはHPのチラシをご覧ください。

※11月27日から始まる本講座の受講を希望される方は、
恐れ入りますが11月7日(金)までに、
添付のエントリーシートをメール又はファックスにて
ご提出いただきますようお願い申し上げます。
エントリーシートはこちら
メール:gpp@greenpower.ws
F A X :045-227-8820

本講座にお進みいただける方々に対しては、
11月14日ごろにメールにて個別にご連絡いたします。

一人でも多くの皆さまと、今月末から始まる本講座で再びお会いできることを、
事務局一同楽しみにお待ちしております。

+++++++++++++++++++++++++++++++++
まちエネ大学 事務局
231-0021
横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター10階
株式会社TREE、Green TV JAPAN内
電話:045-227-8828 ファクス:045-227-8820
メール: gpp@greenpower.ws
ウェブサイト:http://www.greenpower.ws/
フェイスブックページ https://www.facebook.com/greenpowerws
ツイッターアカウント https://twitter.com/GPmachiene
+++++++++++++++++++++++++++++++++






  


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2014年10月27日

2014年11月4日(火)まちエネ大学 長野スクール プレベント開催ご案内(受講説明会)

自然エネルギー信州ネットは長野スクールの運営協力をいたします。
11月4日(火)にプレイベント(受講説明会)がありますので
ご関心のある方は、ふるってご参加ください。
プレイベントの参加費は無料です。

「まちエネ大学」は、持続可能なまちづくりの推進に向けて、
2013年度からスタートした再生可能エネルギーの活用による、
地域での新しいビジネス創出のための人材育成事業です。

本講座は、全4回の開催を予定しています。
再生可能エネルギー事業を進めるトップランナー企業の代表者や、
本分野における第一人者の弁護士など、様々なエキスパートの講師陣をお招きし、
再エネ事業を起こすために必要な基礎知識と議論を重ね、
人や地域とのつながりを深めながら、
事業開始に向けた計画を描ける力を養っていきます。

●まちエネ大学 長野スクール プレベント(受講説明会)

◆日 時:2014年11月4日(火)14時~17時

◆場 所:八十二銀行本店別館 AV研修室
     長野市岡田178-13 八十二別館内
     ※JR長野駅下車徒歩5分

◆内 容:再生可能エネルギー、FITの最新動向のほか、
      地域で再エネビジネスを行うための心構えなどについて、
      ゲスト講師のミニレクチャーやご参加の皆さん同士の
      ワークショップを通じて学んでいきます。

◆ゲスト講師(予定)
村上敬亮さん(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部内閣参事官)

大和田順子さん(ロハス・ビジネス・アライアンス共同代表)

勝屋久さん(プロフェッショナル・コネクター)




◆参加申し込みはこちらの「プレイベント申し込み」からお願いします。
http://www.greenpower.ws/localschools/nagano20141015


※イベント終了後、長野駅前のイタリアンバル・イタリコ
http://www.italiconagano.com/)に場所を移して懇親会を行います。
参加費はお一人さま3000円。
ご参加希望の方は、お申し込みフォームの「その他」の部分に
「懇親会参加希望」という旨、お書き添え下さい。
(当日のお申込みも受付けます)。



主催:まちエネ大学実行委員会
共催:経済産業省 資源エネルギー庁
協賛:八十二銀行 後援:長野県
企画:Green TV Japan
運営協力:自然エネルギー信州ネット


  


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2014年10月27日

平成26年11月1日(土)伊那谷木質 バイオマスシンポジウムのご案内

自然エネルギー信州ネットと連携しております上伊那地域自然エネルギー普及協議会から
シンポジウムのお知らせです。

地域資源である薪や木質ペレットを使用することは、地域の中でお金が循環し、
雇用も創出され、森林の整備が進み地球温暖化を防止しながら、
豊かな持続可能な社会への転換に貢献することとなります。
このシンポジウムでは、木質バイオマスエネルギー利用の観点から
上伊那地域における将来像を展望します。

日時:平成26年11月1日(土) 
   10時~ 燃焼機器等展示会
   13時~ シンポジウム

場所:伊那市役所東側駐車場 (燃焼機器等展示会)
   伊那市役所多目的ホール(シンポジウム)
   
内容:
★シンポジウム
・講演会 
「里山資本主義のススメ」
  NHK報道局・報道番組センター チーフプロデューサー 井上 恭介 氏
「伊那市における自然エネルギー」
  伊那市長・上伊那森林組合代表理事組合長 白鳥 孝 氏
「木質バイオマス利用推進について 」
  林野庁林政部木材利用課課長補佐 木質バイオマス推進班担当 鈴木 綾子 氏

・パネルディスカッション
コーディネーター  岡野 哲郎氏(上伊那地域自然エネルギー普及協議会長・信州大学農学部教授)

パネラー      白鳥  孝氏(伊那市長・上伊那森林組合代表理事組合長)
 〃        鈴木 綾子氏(林野庁林政部木材利用課課長補佐 木質バイオマス推進班担当)
 〃        井上 恭介氏(NHK報道局・報道番組センター チーフプロデューサー)
 〃        頓宮 伸二氏(矢崎エナジーシステム株式会社 環境システム事業部 主査)
 〃        堂谷 信嘉氏(有限会社 新生産業 代表取締役)

★展示会
ペレットストーブ、ペレットボイラー、ペレット温風機、
薪ストーブ、太陽光パネルなど

お問い合わせ:上伊那地域自然エネルギー普及協議会 寺澤
電 話  0265-94-1173
E-mail  terasawa@kamiinashinrin.or.jp




  


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2014年10月02日

「第5回全国小水力発電サミットin長野」 追加募集のお知らせ

小水力発電の更なる普及促進を図るため、全国の小水力発電に取り組む自治体、学識経験者、農業関係者、企業、住民等が参集し、先進事例の紹介や地域における課題等に関する議論や情報交換を行う「全国小水力発電サミット in長野」の追加募集のお知らせです。


1 日程・プログラム
別添プログラムのとおり

2 対象者
(1) 小水力発電の事業化に取り組む自治体、企業、農業関係者、住民等
(2) メーカー、コンサルタント、施工業者等
(3) 金融機関
(4) 大学等研究者
(5) 小水力発電をはじめとする、自然エネルギー全般に関心のある方

3 参加費
2,000 円
※交通費・宿泊費・交流会参加費・昼食代などは別途ご負担ください。

4 申込期限
10月15日(水)

5 申込方法
申込書(別添プログラム最終頁)に必要事項を記載し、FAX にてお申込みください。

エクスカーションBコースは定員に達したため募集は終了しました。
Aコースの空きはあと少しです。Cコースにはまだ空きがあります。
FAX:026-283-2900(アルピコ観光サービス(株))

なお、申込書は第5回全国小水力発電サミット公式HP(http://nagano-summit.info/)にも掲載しています。
長野県発表資料(プレスリリース)
リーフレット(PDF:1,082KB)
プログラム(申込書含む)(PDF:2,429KB)  


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2014年09月02日

2014年08月21日

~自然エネルギー信州ネット 信州環境フェア2014ブース出展のお知らせ~

信州環境フェア2014に、長野県環境部環境エネルギー課との合同でブース出展いたします。
http://shinshu-kankyo-fair.com/index.html

長野県における自然エネルギー普及の様々な取り組みを発信し、ご来場者との情報交換や賛同者拡大につなげたいと考えます。
尚、ブースではエーテーオー社ウッドボイラーと信州カラマツストーブのデモ機を展示予定です。
ご家族連れでも楽しめる、長野県最大級の環境イベントです。
皆さま、お気軽にご参加いたけますようお願い申し上げます。

【日時】2014年8月23日(土) 10:00~17:00・8月24日(日)10:00~16:00
【会場】長野市ビッグハット(若里多目的スポーツアリーナ)
【主催】信州環境フェア実行委員会
【実行委員会構成団体】
長野県、長野県教育委員会、長野市、(一社)長野県経営者協会、長野県中小企業団体中央会、
(一社)長野県商工会議所連合会、長野県商工会連合会、(一社)長野県資源循環保全協会、
(一社)長野県産業環境保全協会、(一社)長野県環境保全協会 、
長野県地球温暖化防止活動推進センター、長野市地球温暖化防止活動推進センター、
信州豊かな環境づくり県民会議、信濃毎日新聞社
【入場料】無料
【お問合せ】信州環境フェア実行委員会事務局
   TEL026-236-3355(信濃毎日新聞社開発部内)  


Posted by 自然エネルギー信州ネット at 14:37Comments(0)お知らせ

2014年08月04日

7/31諏訪にて「地域連絡会」を開催しました

長野県内の各地域で活躍されている皆さまと
信州ネットとの連携を密にするための情報交換の場として「地域連絡会」を開催しています。

今回、諏訪地域での連絡会には25名程の皆さまがお集まりくださいました。

自然エネルギー信州ネット 
平成26年度 地域連絡会 (諏訪)


開催:平成26年7月31日(火) 14:30~16:40
会場:諏訪市公民館(1F)視聴覚室
対象:信州ネットSUWA会員、信州ネット役員、会員、各部会長、部会メンバー
    各地域協議会代表者


第1部 信州ネットSUWAの平成26年度総会 13:30~14:30

第2部 講演会 14:30~15:30

◆講演1.
「脱原発・低炭素化社会の実現に向けた
地域分散型再生可能エネルギーシステムの構築」
演者:下平利和氏
(NPO環境技術サポートJAPAN代表/信州ネットSUWA会員)
1951年、長野県岡谷市生まれ。
「eco japan cup2012」(環境省など主催)の環境ニューディール政策提言で準優秀提言を受賞。

◆講演2.
「薪ストーブについてのディスカッション」
演者:濱島寿明氏(企業組合 ストーブアート専務理事)
薪ストーブに関する疑問、質問など、ディスカッション方式でお答えします。

第3部 自然エネルギー信州ネット「地域連絡会」 15:40~16:40
1.信州ネットからの活動報告
①おひさまBUNSUNメガソーラープロジェクトについて
②一社)自然エネルギー信州パートナーズの事業概要
③「全国小水力発電サミットin長野」の案内
2.各地域協議会活動報告
3.その他、情報交換


第1部
信州ネットSUWAの総会では、今後の取組について会員の皆さまから
積極的な意見交換がありました。




第2部 
信州ネットSUWA会員の下平利和さんより、
「eco japan cup2012」の環境ニューディール政策提言で準優秀提言を受賞した
「脱原発・低炭素化社会の実現に向けた地域分散型再生可能エネルギーシステムの構築」
について説明がありました。


企業組合ストーブアート専務理事の濱島寿明さんより、薪ストーブの魅力や
現状の課題についてお話と意見交換がありました。
「小さなエネルギーには人が集まる、大きな火は人を遠ざける」という言葉が印象的でした。



第3部
信州ネット主催による「地域連絡会」
一社)自然エネルギー信州パートナーズ、バイオマス担当の澤田由紀子より
取組報告と意見交換


一社)自然エネルギー共同設置推進機構(NECO)の土屋さんより
市民信託スキーム展開時のNECOのサポート内容について


自然エネルギーネットまつもと代表の平島安人さんより
「地域にあるものを活かすくらし」を考える勉強会実施報告など



自然エネルギーの普及活動や事業化に、各地域で取組んでいる皆さまと
直接顔をあわせて、課題や情報を共有ができた大変有意義な時間でした。
ご参集いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
今後とも、信州ネットとの連携をよろしくお願いします。
(事務局 小田切)






  


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2014年07月30日

平成26年7月28日(月)おひさまBUNSUNメガソーラープロジェクト ミニ公開講座

『岡谷酸素太陽光発電所SUWACO Labo』が地域にもたらす経済効果について
《日時》平成26年7月28日(月)15:00~16:30
《会場》長野県庁西庁舎109会議室
《講師》立命館大学経営学部教授 ラウパッハ・スミヤ・ヨーク氏
主催:自然エネルギー信州ネット
協力:岡谷酸素株式会社


諏訪湖畔にある豊田終末処理場の屋根を活用した『岡谷酸素太陽光発電所SUWACO Labo』。諏訪地域における経済効果、また広く長野県における経済効果について共同研究・調査をしてくださるラウパッハ先生と自然エネルギー信州ネットとのご縁は、今年2月に福島県で行われた『コミュニティパワー国際会議』。ぜひ、長野での取組みを研究したいとのお申し出があり、おひさまBUNSUNメガソーラープロジェクトの経済効果について共同研究をお願いすることになりました。




冒頭、岡谷酸素(株)の嶋田さんより、『岡谷酸素太陽光発電所SUWACO Labo』についての説明がありました。発電開始から7ヶ月たって、大変順調に推移しています。予想していた発電量より実際はかなり上回っています。発電所では1メガのパネルを区画を分けて、3社のパネルを使うエリア、またパネルの角度を違えて発電効率の検証を行うエリアを設けています。その比較については、ホームページより誰でも見ることができるようになっています。http://www.suwacolabo.co.jp/





■ラウパッハ先生自己紹介
「ドイツ出身で日本にきて25年、立命館大学の教授だけれど学者でも研究者でもなく、ずっと企業で働いてきた。企業の目、経済的・経営的な視点から調査・研究をしています。」




■ドイツの現状について
「現在ドイツでは再生可能エネルギーでの電力供給が24%、ドイツの経済成長は再生可能エネルギーが支えているといっても過言ではありません。しかも再生可能エネルギー事業に出資しているのは、農家や市民が45%。再生可能エネルギーは、小規模多数なので市民が出資しやすく、市民発電所がたくさん設置されています。組合法ができてからは、さらに市民が参加しやすくなり、地域で再生可能エネルギー自給率100%を目指す自治体も多いそうです。人口百万人のミュンヘンから、10万人のラインフンスリュック地域まで、規模に関わらず目指せるのです。ラインフンスリュックの例をあげると1999年に『独自の環境・エネルギー政策』を策定、2006年には『包括的なエネルギー政策』展開、2011年には『温暖化防止総合政策』を決定しています。要するに5年あればできるのです!2009年に54%だった自給率が2011年には105%、2012年には149%、2015には286%を予想しています。風力発電、太陽光発電、バイオマスが主です。バイオマスはいわゆる地域のゴミ、端材を使っています。また、メガソーラーで売電した利益で廃校を老人施設に改造、雇用も生み出しました。ほかの地域でも、再生可能エネルギーパークや地域暖房を取り入れています。日本を見た場合、風力発電が足りていない。技術開発により、少しの風でも発電できる風車ができています。北海道や東北でなくても、少しの風で常に発電ができる、これを普及させることが大事であると思います。」




■再生可能エネルギーによる経済効果の定義と試算方法
「ドイツのエネルギー政策は、経済・産業・技術戦略です。海外の資源に依存せず、地域循環型経済を構築、逆に輸出産業へと成長させました。経済的付加価値についての定義ですが、ひとつは『再生可能エネルギー産業における各段階の経済的活動のインプットとアウトプットの差額』です。もうひとつは『経済的活動による価値のステークホルダーへの分配』です。従業員の所得、地域金融機関の利息収入、自治体の税収、事業者の利益などが考えられます。また、各段階とは企画・計画、製造、建設・設置、事業運営、事業マネジメントなどがありますが、企画や製造、設置は一時的なものであり、多くは運営、事業マネジメントに付加価値がつきます。」

■日本版の地域経済付加価値モデル、SUWACO Laboの場合
ドイツの試算モデルをベースに、日本版モデルの骨組みを構築しました。飯田哲也さんの環境エネルギー政策研究所と一緒に、日本版モデルの検証をしていくことで、事例研究を進めています。SUWACO Laboのような代表的プロジェクトの研究、長野県全体の地域経済付加価値のシミュレーション、先進都市である飯田市や下川町(北海道)の事例研究。そして日本版モデルの拡大をしてゆき、京都大学経済学部の諸富教授とも共同研究を行います。試算表を作っていくのですが、地方税の仕組みが複雑で、なかなかシンプルにはいきません。SUWACO Laboの事例を分析したのですが、直接的に効果があったもの、第一次波及効果、そしてこれからの第二次波及効果、1メガですが5億円の地域経済への不可価値があると確信しています。これから20年、製造・設置段階では15%ぐらいの付加価値で、実際は20年間累計の事業運営に多くの不可価値が生まれてきます。また、事業主だけでなく、第三者の業者・雇用者の利益・所得と地域税収がそれぞれ約20%となることも注目したい。地元の事業者が投資をすることが、地域付加価値創造の鍵です。ざっくりとした話になってしまいましたが、これで終わります。」

会場からの質問タイムでは、みなさん熱心に質問をし、先生からも丁寧に回答していただきました。再生可能エネルギー24%ではあるけれど、原子力や褐炭に頼っている部分もまだあり、課題は残っているそうですが…ドイツに見習うところは大きいですね。

(レポート:K.Tamura)

  


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2014年06月19日

平成26年6月12日(木)自然エネルギー信州ネット平成26年度定時総会

自然エネルギー信州ネット平成26年度定時総会を開催致しました。
場所:生涯学習センターTOIGO4階 大学習室1
時間:10時30分~12時30分

茅野實会長あいさつ
茅野實会長あいさつ

来賓あいさつ 長野県環境部環境エネルギー課 課長 長田敏彦様





本年度専門部会活動について各部会より報告
太陽光部会
中村嘉寿良氏

小水力部会
丸山幹夫氏

バイオマス部会
田中守氏


一般社団法人自然エネルギー信州パートナーズの事業報告
山田和輝氏、澤田由紀子氏による説明
全体
パワーポイント
澤田さん、山田さん

総会議事録はこちらをご覧ください
http://www.shin-ene.net/info/zentai/H26soukaigijiroku.pdf  


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2014年06月11日

2014年5月21日(水)太陽光部会にて、佐久市メガソーラー発電所の見学を行いました。



事業主体は佐久市、運営事業者は信州ネット会員であるLLP佐久咲くひまわりが担っています。

あいにくの天候でしたが、約30名が参加し
設計・施工・施設管理を担当した(株)NTTファシリティーズ ソーラープロジェク本部の白木さんから
施設の特徴、環境への配慮、設計のポイント、保守メンテナンス方法などについて
大変分かりやすいご説明をいただきました。





















この発電事業で得られる売電収入は事業主体である佐久市に入ります。
LLP佐久咲くひまわりは、設置費用や施設管理費用を佐久市からリース料として受け取ります。
NTTファイナンスが「転リース」引き受け先として、LLP佐久咲くひまわりと提携し
同じLLP組合員のNTTファシリティーズが設計・施工・施設管理を請け負うというスキームで
行政と企業が連携してこのような大規模事業を行う先駆けとなるモデルとして注目されています。

(事務局 小田切)












  


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2014年05月22日

平成26年度運営会議を開催しました

平成26年度の信州ネット運営会議を開催しました。

運営会議は、役員ならびに会員の皆さまが参加して
会員同士のコミュニケーションを図るとともに、
自然エネルギー普及に向けての事業計画や予算案などを審議します。


『自然エネルギー信州ネット 平成26年度運営会議』

◆日時:平成26年5月17日(土) 10:30~12:30
◆会場:新建新聞社第3ビル 5階会議室
    長野市南県町1041

◆主な議題
1.平成25年度の事業ならびに活動報告
2.平成26年度の事業計画案ならびに予算案
3.規約の一部改定について
4.一般社団法人自然エネルギー信州パートナーズの事業報告
5.本年度の信州ネットの取組みについて(意見交換)

◆出席役員

茅野 實(会長)、平島 安人(理事)、宮入 賢一郎(理事/事務局長)、沖野 外輝夫(理事)
寺澤 茂通(理事)、池谷 勝典(加藤 幹夫理事代理)、末広 繁和(理事)、高木 直樹(監事)


























  


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2014年02月25日

平成26年2月5日(水)一般社団法人 自然エネルギー信州パートナーズ設立記念パーティーを開催いたしました

会場:メルパルク長野 3階 「白鳳」
時間:18:30~20:30

新法人設立の報告と今後の更なるご支援をお願い致したくささやかではありますが、お披露目の会を開催いたしました


開会の辞の後
信州パートナーズ設立までの経緯と事業内容について

信州パートナーズ紹介とあいさつ(代表理事 鈴木 純一)


パートナーズ第1号事業鬼無里太陽光発電所事業のプレゼン(山田 和輝)


薪窯パン ベッカライ麦星紹介(鈴木 寛)



主賓あいさつ
自然エネルギー信州ネット 会長 茅野 實様


乾杯挨拶
信州大学 名誉教授
自然エネルギー信州ネット理事
自然エネルギー信州ネットSUWA運営委員長 沖野 外輝夫様


乾杯風景


来賓祝辞
長野県 環境部 温暖化対策課 課長 長田 敏彦様

自然エネルギー信州ネット理事兼事務局長 宮入 賢一郎様

特定非営利活動法人 環境エネルギー研究所 飯田 哲也様

 
三本締め
NPO法人上田市民エネルギー 理事長 藤川 まゆみ様


最後に本日御来賓頂いた皆様と記念撮影をいたしました


  


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2014年02月25日

平成26年2月5日(水)一般社団法人 自然エネルギー信州パートナーズプレス発表を開催致しました

会場:メルパルク長野 4階 花
時間:14:00~14:30

この度、地域エネルギー事業を始めたい皆さんの「想い」と「課題」に寄り添ってバックアップする、共創型の事業モデルを信州で普及推進すべく
一般社団法人自然エネルギー信州パートナーズを設立いたしました。
信州パートナーズは「自然エネルギー信州ネット」から誕生した公益型の法人です。第一弾事業として、おひさまエネルギーファンド株式会社(飯田市・代表取締役 原 亮弘)と連携した主民出資によるエネルギー事業を長野市鬼無里地区でスタートします。

プレスリリースリハーサル風景

左から
 自然エネルギー信州パートナーズ松本博之 (鬼無里地区太陽光発電所事業について説明)
 おひさまエネルギーファンド株式会社 蓬田 裕一 (おひさまファンドの仕組みについて説明)
 NPO法人まめってぇ鬼無里 理事 吉田 廣子 (事業に至る想いと地域還元について説明)
 自然エネルギー信州パートナーズ 代表理事 鈴木 純一(パートナーズ設立経緯、趣意説明)

新聞記事へ掲載して頂きました











  


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2013年12月19日

12月17日 岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo第3回 現場見学会を開催いたしました。



日時:平成25年12月17日(火) 13:30~15:30
会場:諏訪湖流域下水道豊田終末処理場 4階大会議室


◆開会のあいさつ

岡谷酸素株式会社 営業本部営業部長
吉沢 一三 様



◆事業概要及び経過説明

岡谷酸素株式会社 企画室室長
嶋田 克彦 様





◆現場代理人の皆様の紹介

設 計

株式会社岡谷組 設計積算室課長 
笠原誠爾 様



基礎工事他 全体管理

株式会社岡谷組 建築部
井口翔太 様



架台組立・パネル設置

東洋計器株式会社 エコ事業部部長
二本松敬文 様



電気工事
平澤電気工事株式会社
中沢秀之 様





◆発電所見学

コースに沿って、各現場ご担当者様からご説明を受けながら完成した発電所を見学しました。



<基礎工事と架台工事の説明>




<三菱電機モジュールエリア>


<京セラモジュールエリア>


<ソーラーフロンティアモジュールエリア>


<角度の検証エリア>
角度による発電の違いを比較検証します。

パネルの傾斜が違うのがお分かりいただけますでしょうか?




<変電エリア>


100kw×9台のパワーコンディショナー(三洋電機製)





岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo第3回現場見学会に沢山の皆様にお集まりいただきありがとうございました。

自然エネルギー信州ネットでは長野県、岡谷酸素株式会社と協力して当プロジェクトで得られる技術面・運営面などの事業ノウハウならびに発電データ等を公開するための準備を行っております。

公開方法につきましてはホームページ等でご案内申し上げますのでどうぞよろしくお願い致します。  


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2013年12月11日

2013年12月05日

12月3日 岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo発電開所式を行いました

10月10日 岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo発電開所式の様子





開式の言葉

株式会社 岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo
代表取締役 社長 羽場義人 様



施主あいさつ


株式会社 岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo
代表取締役 会長 野口行敏 様




経過報告

岡谷酸素株式会社 企画室 室長 嶋田克彦 様



来賓祝辞

諏訪湖流域下水道促進協議会 会長 山田勝文 様



自然エネルギー信州ネット 会長 茅野 實



長野県 環境部長 山本浩司 様





イメージキャラクター発表








◆すわそらちゃんプロフィール

女の子の妖精

    誕生日 : 12月1日

生まれた場所 : 諏訪のどこか☆

    お仕事 : 岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo研究員

    特 徴 : 天気がいいと元気になる。
           雨は嫌いだけど、寒いのは好き。
           よく晴れた冬の朝は、特に好き。

    特 技 : お天気占い

    趣 味 : 水浴び、日光浴

    口 癖 : 天気がいいとうれしくなります♪




イメージキャラクター表彰式



代表取締役 会長 野口行敏様より関口葉さんに賞状と記念品の贈呈がされました。


発電開始セレモニー












発電所見学


















  


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