2013年10月24日

2013年10月16日

2013年09月17日

9月14日 第2回連絡会(飯伊地域)を開催いたしました。

平成25年9月14日(土) 13:30~15:30 飯田合同庁舎

南信州自然エネルギー普及協議会の皆さまとの連絡会を開催しました。

参加者は11名で、少人数の連絡会となりましたが、
しっかりと意見交換を行うことができました。

ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。









内容:

1)飯伊地区での取組みについて (70分)

①南信州自然エネルギー普及協議会の活動報告
 
  ・飯田市千代地区、泰阜村でのマイクロ小水力発電事例
  ・NPOいいだ自然エネルギーネット山法師の活動紹介  など
  ・おひさま進歩エネルギー(株)メガさんぽ事業報告

②ドイツ視察レポート(蓬田)


2)自然エネルギー信州ネットの取組について(20分)

①おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト
②小水力部会活動報告
③新法人設立のお知らせ


◆参加者:(順不同/敬称略)
(南信州自然エネルギー普及協議会)平澤 和人 原 亮弘 蓬田 裕一 奥村 茂実 宮崎 栄治 
(県環境課下伊那地方事務所)滝沢氏
(自然エネルギー信州ネット)沖野 外輝夫 田村 恵子 田中 武徳 小田切 奈々子 上田 和枝
  


  


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2013年09月17日

9月14日 小水力発電 講演会が開催されました。

平成25年9月14日(土) 飯田合同庁舎

南信州自然エネルギー普及協議会主催の『小水力 講演会』が開催されました。
3名の方を講師に、事例を含めての発表、全体を通しての質疑応答が行われました。
たくさんの方が参加されて、関心の高さを感じました。

(1)地域で取り組む小水力発電 ~全国の動向と飯田市の地域事業構想~
   講師:中島大さん(全国小水力利用推進協議会事務局長)

(2)泰阜村のマイクロ小水力発電
   講師:中島保吉さん(泰阜村住民課長)

(3)飯田市千代地区のマイクロ小水力発電
   講師:逸見次郎さん(南信州飯田産業センター環境産業支援コーディネーター)














  


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2013年09月17日

2013年09月10日

9月4日 臨時総会を開催いたしました。

自然エネルギー信州ネット
平成25年度臨時総会 


日時:平成25年(2013年)9月4日(水)10:30~12:00 
場所:長野市 新建築新聞社第3ビル 5階会議室









1.挨拶
・自然エネルギー信州ネット 会長 茅野 實
・自然エネルギー信州ネット顧問 長野県環境部温暖化対策課 課長 長田 敏彦
 
2.議事
新法人「一般社団法人 自然エネルギー信州パートナーズ」の設立
ならびに、信州ネットとの契約事業について            

3.その他

・「起業支援型地域雇用創造事業」への応募について            
・「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」について
担当理事:沖野理事、平島理事
第2回見学会 平成25年10月10日(木)13:30~(架台設置時期)
第3回見学会 平成25年12月17日(火)13:30~(発電開始時期)
・第2回「連絡会」飯伊地区(南信州自然エネルギー普及協議会)について  
・平成25年度 会員数ならびに年会費納入状況 報告  

         
  


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2013年09月10日

8月26日 運営会議を開催いたしました。

自然エネルギー信州ネット
平成25年度第2回運営会議


日時:平成25年(2013年)8月26日(月)10:30~12:00 
場所:長野市 新建築新聞社第3ビル 5階会議








議事

1)新法人「自然エネルギー信州パートナーズ」の設立について
     
・これまでの経緯(概略)
・事業概要、組織体制
・自然エネルギー信州ネットとの連携
 ①信州ネット事務局支援事業について(業務委託契約)
 ②信州ネットならびに長野県との「連絡会」の実施について(助言、相談)

・「起業支援型地域雇用創造事業」への応募について
・今後のスケジュール


2)その他 連絡事項等

・「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」について
担当理事:沖野理事、平島理事
第2回見学会 平成25年10月10日(木)13:30~(架台設置時期)
第3回見学会 平成25年12月17日(火)13:30~(発電開始時期)

・第2回「連絡会」飯伊地区(南信州自然エネルギー普及協議会)について


  


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2013年09月03日

2013年08月19日

8月17日 小水力部会第二回(現地勉強会)

平成25年8月17日(土)
平成25年度 第2回小水力部会(現地勉強会)を実施しました。


◆部会開催日:平成25年8月17日(土)
◆場所:阿弥陀堂公民館及び屋敷田堰(上中堰土地改良区管理)…長野市川中島町今里
◆参加者(継承略):
・小水力部会
 丸山幹夫部会長、月岡通孝副部会長、大洞盛胤、新田詔三、高橋隆治、
 岩間光夫、小田切奈々子(事務局)
・長野市議会
 倉野立人議員
・上中堰土地改良区
 内村淑理事、高橋俊幸総代
・川中島地区住民自治協議会
 金児未太郎事務局長、宮崎純人環境部会長、山崎清隆地域振興部会長、北澤和男広報部会長
・阿弥陀堂組
 内村敏明組長、内村善則、内村喜久男、岩間実、内村亨、岩間哲夫、内村司


長野市川中島地区では住民自治協議会を中心に
農業用水を利用した小水力発電を検討しており、
その中でも小水力に関心が高い地域で住民を交えた勉強会を実施。



事前勉強


丸山さん 事前説明



黒板




現場へ向かう



高低差測定



流速測定/葉っぱスタート



タイム測定


ヨ~イ ドン!




平坦溝



流速 測定



流速 測定


流速計 UP


流速計 投入



落差溝

(写真ご提供:倉野立人様)
 

流量・落差等現地調査(10:20~11:40)  屋敷田堰(上中堰土地改良区管理)付近

① マニング公式での流量調査:
水深0.5m、水路幅2.1m、
水路状況はコテ仕上げコンクリートからnの標準値は0.015、
河床勾配ⅰは0.01m/10mとする
河川データから流速は1.024m/秒、流量は1.08㎥/秒と算定される。

② 流水面浮遊物計測による流量調査:
水深0.5m、水路幅2.1m、
計測延長10mでの平均計測時間を7.05秒とする
河川データから流速は1.418m/秒、流量は1.55㎥/秒と算定される。

③ 流量計による流量調査:
川壁面から0.3m(川幅の10%~15%)間隔で、
水深0.3m(水深の60%付近)を計測した。
なお、計測値に対する係数等が必要なため、次回会合で結果を確認する。

④ 落差の調査:
0.5m(既定落差)。
調査日は13時からの停水に備え、屋敷田堰水門扉(高さ0.5m)が全開状態。


調査の考察(13:00~14:00)…阿弥陀堂公民館(長野市川中島町今里1218)

1) 論理水力は、5.29kW(2013年8月17日11時時点、
  かつ屋敷田堰水門扉(高さ0.5m)が全開時)。

2) 上記1)運転環境での小水力発電システムを設備稼働率60%、
  水車・発電機等効率30%の運転と仮定すると、
  年間8.34MWhの電力供給が可能で、
  FITでの売電収入は年間約28.3万円(税抜きFIT価格34円/kWh)が見込まれる。

3) 今後は、本結果を地区住民の共通情報とするとともに、
  進め方をそれぞれが持ち帰り検討する。

(議事録作成:岩間光夫)

  


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2013年07月31日

7月29日 岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo第1回 現場見学会

おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト
岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Labo第1回 現場見学会


開催日:平成25年7月29日(月)
会  場:諏訪湖流域下水道豊田終末処理場 4階大会議室

長野県が所有する公共施設の屋根を活用して、太陽光発電事業を行い
そのノウハウやデータを全て公開することで、
長野県における自然エネルギーの普及につなげることを目的とした
「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」。
長野県、岡谷酸素株式会社、自然エネルギー信州ネットの3者による
共同プロジェクトです。

雨模様の中、岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Laboの
第1回 現場見学会を開催しました。
当日会場には50名近い方がお集まりいただきました。

主催者である自然エネルギー信州ネットからは太陽光部会長 西原秀次様より
岡谷酸素株式会社からは営業本部営業部長 吉沢一三様より
開会にあたっての挨拶をさせていただきました。





自然エネルギーの普及を地域経済の活性化に結びつけるためには、
地域の人材、技術、資金等を活用して、
地域主導により自然エネルギーの普及を進めることが重要であることや
長野県での初めての試みである当プロジェクトに期待が寄せられていることが
お二人の言葉からありました。

公共の屋根を「貸す」行政の立場からの情報提供は、
長野県環境部温暖化対策課 大林さんより
県としての考え方や今後の方針について説明がありました。

屋根貸し事業におけるメリット、デメリットや
屋根貸し施設の選定基準ついても踏み込んだ見解を提示。




一方、公共の屋根を「借りる」企業の立場から
岡谷酸素株式会社 企画室室長 嶋田さんより
事業者に決定してから工事着工に至るまでのプロセスにおいて
さまざまな課題をどうやってクリアしてきたかなど
苦労した話を交えた、とてもリアルな情報提供でした。







会場には、当事業で交わされたさまざまな申請書や
事業計画書、収支試算表、工事計画書などが
自由に閲覧していただけるように並べられました。








岡谷酸素株式会社が事業主体となり、メガソーラーを設置する
諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(クリーンレイク諏訪)の屋根。
屋根の上の土は脱臭の役割があります。
現状の屋根の上の荷重を変えずに発電施設を設置するために
草を剥がし、土をすき取ってからコンクリートの基礎を打つ作業が進められていました。





































工事現場の見学時には、タイミングよく雨が上がり
土砂の撤去や基礎打ちの様子を間近で見ることができました。
ご案内いただきました岡谷組の皆様、どうもありがとうございました。

岡谷酸素太陽光発電所 SUWACO Laboの現場見学会は全部で3回実施する予定です。

■今後の予定
・第2回見学会 平成25年10月10日(木)13:30~ (架台設置時期)
・第3回見学会 平成25年12月17日(火)13:30~ (発電開始時期)


詳細は、自然エネルギー信州ネットのホームページ等でご案内します。
メガソーラーが完成するまでのプロセスと、貴重なデータを見ることができますので
ぜひご参加ください。


レポート作成:小田切奈々子 
写真提供:自然エネルギー信州ネットSUWA


  


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2013年07月23日

7月20日 小水力部会が開催されました。

平成25年7月20日(土)

平成25年度第1回目の小水力部会が
長野市の新建新聞社第3ビル5階会議室で開催されました。

本年度の活動について意見交換を行い、
長野県内に2か所程度候補地を選定し、小水力部会が地域と連携して
現地調査から申請手続きまでを実際に実施することで決定しました。

<スケジュール>
・8月中旬 信州ネット会員を対象に小水力発電候補地のアンケート調査実施
・9月中旬 アンケート回収→候補地の決定(2か所程度)
・10月~11月 現地調査(流量、落差、周辺環境、水利権、使用目的など)
・12月~3月  概略設計、許可申請手続き、発電設備選定等の検討

自然エネルギー信州ネットの小水力部会は、
毎月1回のペースで開催します。





  


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2013年07月23日

7月6日 第1回連絡会(上小地区)を開催しました

自然エネルギー信州ネット 平成25年度 第1回連絡会(上小地区)

開催日時:平成25年7月6日(土)13:30~16:00
会場:上田駅前ビル パレオ2階会議室

■第1部 13:00~15:00 
     自然エネルギー信州ネット分科会の取組み紹介





〇太陽光分科会
     「独立型太陽光発電装置 “コロピカ”の開発」栗田 力氏
    




     「作って見ませんか、移動式太陽光発電装置」荻原 静夫氏






〇ファイナンス研究会
     「エコ創エネ基金、官民ファンドの研究」川田 富夫氏





〇省エネ部会
     「省エネ出前講座の準備と人材育成」宇野 親治氏




〇「相乗りくん」の取組み紹介
    NPO法人上田市民エネルギー 藤川まゆみ氏




移動式太陽光発電装置




独立型太陽光発電装置 “コロピカ”のバッテリー






■第2部 15:00~16:30 
     自然エネルギー信州ネットとの連絡会


自然エネルギー信州ネットSUWA 沖野氏からの情報提供




バイオマス部会 田中部会長からの情報提供




太陽光部会 西原部会長からの情報提供




  


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2013年07月02日

岡谷酸素太陽光発電所(SUWACO Labo)建設工事安全祈願祭

平成25年6月27日(木)10時00分より
岡谷酸素太陽光発電所(SUWACO Labo)建設工事安全祈願祭が行われました。


工事概要  「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」に係る
         太陽光発電所1013KWの設置工事


工事場所  長野県諏訪市大字豊田字湖畔1866-1
        (長野県諏訪湖流域下水道 水処理棟 屋上)


工   期  着手 平成25年 6月27日
        完成 平成25年11月30日


発 注 者  株式会社 岡谷酸素SUWACO Labo

        代表取締役 野口行敏 様
        代表取締役 羽場義人 様



設計監理  岡谷組・平澤電気工事 共同企業体

施 工 者  岡谷組・平澤電気工事 共同企業体




■式の流れ

一、開式の辞

一、神事

  修祓の儀
  降神の儀
  献饌の儀
  祝詞奏上
  切麻散米
  地鎮の儀
  玉串奉奠
  撤饌の儀
  昇神の儀

一、御神酒拝戴

一、閉式の辞





■地鎮の儀御参列者

苅初の儀

株式会社 岡谷組
積算設計室課長 笠原誠爾 様

鍬入の儀

株式会社 岡谷酸素SUWACO Labo
代表取締役 野口行敏 様

鋤入の儀

岡谷組・平澤電気工事 共同企業体

代表者
株式会社 岡谷組
専務取締役 林勝一 様

構成員
平澤電気工事 株式会社
代表取締役社長 牛山幸一 様





■玉串奉奠御参列者

株式会社 岡谷酸素SUWACO Labo
   代表取締役  野口行敏 様
   代表取締役  羽場義人 様


長野県諏訪湖流域下水道事務所
   所長  清澤眞 様


長野県諏訪地方事務所
   環境課課長 伊東和徳 様


自然エネルギー信州ネット
   理事代理   宮坂平馬


諏訪市小川区
   区長  武井文徳 様


岡谷組・平澤電気工事 共同企業体
株式会社 岡谷組
   専務取締役 林勝一 様


平澤電気工事 株式会社
   代表取締役社長 牛山幸一 様
























  


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2013年06月14日

平成25年度 定時総会開催しました

6月10日(月) JA長野県ビル会議室(長野市)にて
平成25年度定時総会を開催いたしました。

総会には59名が出席。
その後に行われた講演会、交流会にも多数の方々にご出席いただきました。
厚くお礼申し上げます。


茅野会長の挨拶






専門部会より、昨年度の活動報告ならびに本年度の活動計画発表

太陽光部会 西原部会長 




小水力部会 丸山部会長




バイオマス部会 松木副部会長




グリーン熱部会 中村部会長 




政策調査部会 平島部会長




総会後の講演会:長野県環境部温暖化対策課 企画幹 田中信一朗氏による
「長野県の環境エネルギー戦略について」




【平成25年度定時総会 議事録】

1.開催日時:2013年6月10日(木)13:30~16:30
2.開催場所:JA 長野県ビル12階D会議室 
3.出席理事、監事
  出席理事数 3人、 出席幹事数 1人
     出席理事:茅野(会長)、平島、沖野、
     出席幹事:高木
4.出席者数 59名 (委任状を含め議決権のある会員は過半数以上であった)
5.議長:茅野 實
6.議事

 会長あいさつ、来賓(長田 長野県環境部温暖化対策課 課長)あいさつで始まりました。

第1号議案 平成24年度 事業報告  (資料1-1、1-2)

議長の指名にて事務局長より資料を説明があった後、質疑の時間がとられましたが、
議場からの発言はなく、異議なく承認されました。

第2号議案 平成24年度 収支決算報告ならびに監査報告 (資料2-1、2-2、2-3)

議長の指名にて事務局長より資料の説明があった後、会計について高木幹事より監査の報告がありました。
質疑応答では議場からの発言はなく、24年度の収支決算報告が異議なく承認されました。
資料にも記載されたとおり、法人税の納税については、会計監査済の資料に基づき
総会後に速やかに行い、収支決算報告の修正を行うことで了解されました。

第3号議案 平成25年度 事業計画(案)  (資料3)
第4号議案 平成25年度 収支予算計画(案)  (資料4)

議長の指名にて事務局長より資料の説明があった後、質疑応答は議場からの発言はなく、
事業計画、収支予算計画ともに原案どおり承認されました。

(茅野会長より)
本年度から予算が半減する。 環境省の事業予算も本年度が最終年度となる。
この間に組織体制や収益事業についてしっかり考えなくてはいけない状況。
信州ネットとしてのしっかりとした事務局も持たなくてはいけない。
信州ネットの持続的な活動に向けて会員の皆さんからの協力をお願いしたい。

第5号議案 規約の一部改正について (資料5)

議長の指名にて事務局長よりの説明があった後、質疑応答は議場からの発言はなく、
規約の第2条の一部(法人格の変更)と、
第7条から第8条に顧問についての記載位置の変更について承認されました。

第6号議案 役員の改選について (資料6)

議長の指名にて事務局長より資料の説明があった後、質疑応答は議場からの発言はなく、
役員改選案について承認されました。

○退任理事
傘木 宏夫氏(ゆーぷる木崎湖エコアップ協議会会長)
月岡 通孝氏(自然エネルギーネットまつもと副代表)
井出 進氏(自然エネルギー佐久地域協議会事務局長)

○前任理事からの後任推薦理事
加藤三喜男氏(自然エネルギー佐久地域協議会会長)
田村恵子氏(自然エネルギーネットまつもと副代表)

○新任理事
宮入賢一郎氏(自然エネルギー長野北信地域協議会事務局長)
末広 繁和(自然エネルギー上小ネット会長)
松井 淳一(自然エネルギー木曽地域協議会)

総会に出席していた新任理事(加藤氏、田村氏、宮入氏)から挨拶がありました。

(事務局長より)
幹事候補1名については弁護士会など専門家の団体へ推薦をお願いする予定。
選任については会長一任とさせていただき、決まり次第報告する。
顧問については中島恵理さん、ISEP の飯田哲也さんに加えて、
会長の推薦により温暖化対策課の長田課長に就任していただくよう手続きを進める。

(平島理事より)
今回新任の田村さんは月岡さんの後任ではあるが、
松本地区の代表としてではなく、女性の参加を増やしたいという意図でお願いした。
これからも女性の参加を増やしていきたい。

その他

今後の組織体制と法人化について (資料7)
事務局より下記のような説明がありました。

これまでの運営会議等での議論の結果、
多様な立場の方が参加できる「プラットフォーム」としての在り方を維持するべく、
信州ネットは任意団体のまま継続し、事業を行う上で必要な法人格を持った組織を
新設する方向で整理した。
信州ネット本体とは一体的な運営が図れるよう、
信州ネットが新法人に対して助言や相談が行える体制を考えている。
 
事務局長の指名にて平島運営会議議長より運営会議での意見について説明がありました。

 ・法人化ありきではないが、きちんとした事業をするには法人でないと契約そのものが難しい。
一方で信州ネット全体の法人化もまた難しい。そこで運営会議で議論した結果、
信州ネットの一部に収益事業を行う事業部的な機能を置き、
その部分を法人化するという結論に至った。

 ・運営委員会としては下記を提案したい。
  1)法人化するという決意を固める
  2)検討グループを作り相応しい法人格や事業内容等を検討していく
  3)新法人設立は、最終的に臨時総会で報告する

(会長より)
法人化の議論は当初からあった。
組織が大きくなり社会的な信用の維持のためにも法人化が必要になってきた。
本年度、速やかに進めて行きたい。


・平成25年度「連絡会」の開催について (資料8)
本年度の「連絡会」開催の主旨と開催地案について事務局より説明があり、
議場からの意見はなく承認されました。
連絡会の企画・運営については開催地の地域協議会の協力を得て進めていくことで合意しました。

○連絡会開催場所(協力団体)
 7月6日:上小地区(自然エネルギー上小ネット)
 9月頃:飯伊地区(南信州自然エネルギー普及協議会)
11月頃:諏訪地区(自然エネルギー信州ネットSUWA)
1月頃:調整中(新設の地域協議会での開催を調整する)

・「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」について 
長野県環境部温暖化対策課の大林さんより、プロジェクトの主旨と概要について説明がありました。
議場からの意見はありませんでした。

(会長より)
県内に複数メガソーラーはあるが、企業主体であり、ノウハウは基本的に非公開である。
当プロジェクトはノウハウが広く共有される画期的なモデル事業。
しかし、諏訪の現場は事務局からは遠いので諏訪の地域協議会に協力をお願いしたい、と考えている。

・「信州・みんなで育てるエネルギー基金」について
議長の指名により、事務局より説明がありました。地球環境基金の補助金を活用した基金のしくみは、
まずは寄付を集める事業など、現在の運営体制でできる部分からスタートし、
段階的に進めて行くことで合意されました。
また、長野県行っている寄付のしくみ「長野県みらいベース」にも登録することが了解されました。

・平成25年度 専門部会活動計画について ~専門部会長より
議長の指名により事務局が進行し、
各部会の代表者から平成24年度の活動報告および平成25年度の活動計画について発表がありました。

太陽光部会;西原部会長
小水力部会:丸山部会長
バイオマス部会:松木副部会長
グリーン熱:中村部会長
マネジメント部会:小田切(久保田部会長代理)
ファイナンス部会:小田切(山本部会長代理)
政策調査部会:平島部会長

その他、会員より
(自然エネルギー木曽地域協議会より)
市町村の行政担当も巻き込み、取組み発表も含めて27日に総会を予定している。
現在、木曽谷の自然エネルギーの地図を作ることで普及をしようと動いている。
エネルギーを作るだけでなく、省エネということにも女性チームを中心に取り組んでいる。

(会員より)
NPO 地球環境フォーラムでは、「パワー・トゥー・ザ・ピープル」の上映会を実施予定。
県の環境エネルギー政策にも一致する内容。
経済を地域で循環させることを強く訴えており、参考になる。
集客の呼びかけをお願いしたい。

(自然エネルギー市民参加モデル研究協議会より)
信州ネットを通じたつながりでNPO上田市民エネルギーを設立し、
「相乗りくん」事業を広げることができて感謝している。これからもよろしくお願いしたい。

以上、すべての議案の審議を終了し、閉会いたしました。
(議事録作成 寿永)





  


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2013年06月04日

おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト調印式

平成25年5月31日(金) 長野県庁内にて
おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト
における、自然エネルギー普及に関する協定の調印式が行われました。


「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」とは、
長野県の公共施設である諏訪湖流域下水道豊田終末処理場屋根等を活用した太陽光発電事業です。
このプロジェクトを通じて得られるデータやノウハウ等を公開し
長野県内における自然エネルギー普及につなげることを目的に
長野県、岡谷酸素株式会社、自然エネルギー信州ネットの三者が協定を締結しました。




長野県 阿部守一知事
岡谷酸素株式会社 代表取締役 野口 行敏氏
自然エネルギー信州ネット会長 茅野 實




「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」

長野県がプロデュースしたプロジェクトで得られる技術面・事業運営面などの
事業ノウハウを、岡谷酸素株式会社が積極的に公開。
さらに、自然エネルギー信州ネットがわかりやすく整理・分析して
ビジネスモデルを全県へ普及します。
着工は平成25年6月。
発電開始予定は平成25年12月です。

当プロジェクトの概要はコチラ↓をご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/hisyo/press/250531-1.pdf


(事務局 小田切)

  


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2013年05月29日

平成25年度 第1回運営会議を開催しました

本年度、第1回の運営会議を開催しましたのでご報告します。
出席者は会員、理事、事務局、長野県温暖化対策課 合計23名でした。
お集まりいただきました皆さま、ありがとうございました。

当日の様子と、議事録を公開いたしますのでご確認ください。

自然エネルギー信州ネット 第1回運営会議

日時:平成25年5月25日(土) 10:00~12:30
場所:長野市 新建築新聞社第3ビル 5階会議室


【議事】

1)平成24年度 事業報告        
2)平成24年度 収支決算(案)報告   
3)平成25年度 事業計画(案)    
4)平成25年度 収支予算計画(案)  
5)自然エネルギー信州ネットの今後のあり方と法人化について
 ~設立からの評価と課題
 ~今後の組織体制、事務局体制についての意見交換
6)役員の改選について
7)「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」三者協定について
8)「信州・みんなで育てるエネルギー基金」について
9)その他 連絡事項等














運営会議議事録

【参加者】
会長:茅野
理事:沖野、月岡、寺澤、平島
長野県温暖化対策課:室賀、川村
事務局:宮入、小田切
会員:13名、見学:1名
【議事録作成】 山田、小田切

【議事内容】

1)平成24年度事業報告 (資料1−1、1-2)
2)平成24年度収支決算報告(案) (資料2−1、2-2)


平成24年度の事業報告及び収支決算報告(案)の事務局からの報告について、
参加者の質疑を経て、参加理事により総会に向けての進め方を合意した。

・平成24年度事業報告は、この内容で総会資料とする。
・資料1-2「平成25年度活動実績」は、不足している情報を追記する。
・資料2-1「収支決算報告(案)」は、訂正箇所を訂正する。
 また、次年度繰越金については事業ごとに精算の上、
 金額を確定して総会に提示する。

3)平成25年度事業計画(案) (資料3)
4)平成25年度収支予算計画(案) (資料4)


平成25年度の事業計画(案)及び収支予算計画(案)について、
事務局からの資料をもとに質疑し、参加理事により総会に向けての
資料内容修正箇所と進め方を合意した。
総会前に事務局が資料を修正し、役員MLにて確認する。

<意見・質疑>

平成25年度事業計画(案)について

・本年度の地域連絡会の開催場所と開催日を決めたほうが良い。
→昨年度未実施の地域を主に、開催地域候補と開催時期の計画案を事務局より提示する。

・事業計画に、「継続的な会員の募集」を追記すべき。
→資料3の事業計画案5、その他に加える。

・本年度は信州ネットの大きな転換期。本年度の事業計画(案)は、もっと緊張感のある文章にすべきでは?
→前文に、「自然エネルギー信州ネットの自立運営をめざし、法人化して収益事業に取組む」旨を明記する。

・本年度の地域協議会設立の数値目標はあるのか?
→数値目標は掲げていないが、地方事務所単位でのネットワーク型地域協議会が設立されていない
大北地域の動きを見て、設立支援を行いたい。
特定事業型についても、動きがあれば学習会実施などの支援を行いたい。
本年度は、すでに設置されている地域協議会との連携強化などによる支援に焦点を充てたい。

・収益事業として有料セミナーを開催してはどうか?
→事業計画(案)の2.内の表記を「イベント・セミナー」とする。

・本年度の普及啓発イベント実施予定は?
→具体的な予定はまだない。事務局だけではパワー不足なので、
イベントの企画、運営を実行委員会形式でご協力をいただけるとありがたい。

・地域協議会同士が情報共有できる機会があると良い。
→政策調査部会でも、メーリングリストの在り方を含め検討課題になっている。

・本年度は自立に向けての活動に集中した方が良いので、
 事業計画もスリム化し、労力を割くべきポイントを絞るべきでは?

平成25年度収支予算計画(案)について

・収入の部のおひさまBUN・SUNメガソーラーからの収入はまだ不確定なので、「その他事業」の項目に入れる。

・前期繰越金は、精算業務、会計監査を経て、確定した金額で提示する。

・専門部会の活動費は、1部会30,000円を予算計上する。
 本年度以降は、部会でのセミナー開催時に資料代を有料にするなど、
 部会内での経費確保に取組んでいただきたい。
 部会の再編や今後の進め方については、別途、部会長会議を設ける。

・本年度は、地域協議会を支援する予算は計上していない。

・地域協議会の事業活動費として頼みの綱である元気づくり支援金が、
 今年度から100%支給ではなくなり、自己負担も求められ、ハードルが高くなった。
 申請を断念している協議会もある。自然エネルギーは県の重点政策なので、
 県に元気づくり支援金支給基準の見直しを要望したい。
→元気づくり支援金を始めとする地域支援策について、 
 自然エネルギー信州ネットからの提言を検討課題とする。

・本年度は環境省からの受託事業3年目(最終年)。 
 環境省事業の中で、信州ネットの自主財源確保につなげる収益事業モデルを検討していく。

・人件費については、主に年会費で賄われる経常業務と、
 受託事業の業務があり、後者については環境省予算の中で賄う。

5)信州ネットの今後のあり方と法人化について (資料5−1、5-2)

・5月20日に実施した理事懇談会での意見交換で、
 「自然エネルギー信州ネット」は任意団体のまま活動を継続し、
 その一部を法人化して事務局機能ならびに収益事業を担う方向で決定した。

・ワーキング・グループを中心とした法人化に向けての
 プロジェクト(有志メンバー)で進行計画を立て、組織体制、事業展開等を検討し、
 相応しい法人格を検討する。→年度内に臨時総会での決議を目指す。

・信州ネット本体と新法人との関係性 
 (事務局は兼任なのか?委託なのか?など)を明確にし、協調関係を築く。

・新法人においては、構成メンバーの役割・責任を明確にし、
 コンパクトでスピーディな意思決定を実現する。

・法人化にあたっては、会計面、法律面での専門家の支援が必要となる。
 ボランティア的に取組んでくれる税理士、司法書士、弁護士等がいることが望ましい。

・収益事業は複数あることが望ましい。

・「自然エネルギー信州ネットおよび関連する組織の構築イメージ」の方向性ならびに
 法人設立までの進め方について、当運営会議で合意した。
 総会にて審議のうえ、正会員の承認を得ることとする。


6)役員の改選について (資料6)

・監事が欠員しているので、適任者を推薦していただきたい。
・信州ネットの転換期に当たり、これまでの継続性を勘案して素案通りの内容で総会での審議を行う。
・事務局体制の見直しも含め、総会で検討・審議をお願いしたい。


7)おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクトについて 

長野県温暖化対策課から、三者協定の主旨と進め方について説明を受け、
意見交換を行ったところ、自然エネルギー信州ネットとして協定に臨むことを確認した。
尚、信州ネットの役割(事業分析、普及活動など)については、
自然エネルギー信州ネットSUWAの協力を得て取り組むこととする。


8)信州みんなで育てるエネルギー基金

・地球環境基金事業として取り組んだ基金のしくみについては、
 まずは寄付を集めるところから着手し、新法人の事業計画を鑑みながら、段階的に取組んでいく。

・「長野県みらいベース」(公共的活動応援サイト)にもエントリーし、
寄付を集めるとともに、信州ネットの認知拡大にもつなげる。

以上


  


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2013年03月27日

中島恵理さんを囲む会



中島恵理さんを囲む会

平成25年3月26日(火)
長野市 ギャラリー花蔵

長野県環境部温暖化対策課課長として
自然エネルギー信州ネットの設立・運営に多大なご尽力を下さいました中島恵理さんが、
本年度を持ちまして環境省に戻られることとなりました。
自然エネルギー信州ネット役員、部会長、地域協議会代表者、ワーキング・グループメンバーより
中島課長への感謝の意を込めて、「囲む会」を開催しました。

会場は、明治37年に建造された古い酒屋さんの蔵を改修した多目的スペース
ギャラリー花蔵さんを使わせていただきました。

お料理は、長野市で大活躍中のロジェ・ア・ターブルさんにケータリングをお願いして
自然エネルギー信州ネットらしい手作り感のある会場となりました。

花蔵さん、ロジェさん、ご協力ありがとうございました。





中島課長と、新たに赴任される長田新課長からごあいさつ。
中島課長からは、自然エネルギー信州ネットの立ち上げ時のエピソードや
市民、企業、行政、教育機関により「協働」の取組みの醍醐味について語られ
「大変だったけれど、本当に楽しい2年間でした」と、
笑顔のごあいさつをいただきました。






茅野会長は
「もやもやとしていた『綿』を、中島課長さんが『糸』に紡いでくれました。
その『糸』を『布』にするのがこれからの私たちの役目です」という言葉とともに
中島課長への感謝の言葉を述べられました。

信州各地域での自然エネルギー事業の力強い発展を祈念して乾杯!
(photo by 黒崎さん)




月岡理事から中島課長に、NPO法人信州松本アルプスの風のグリーン電力証書が進呈され、
この日のパーティーの電力は太陽光発電によるグリーン電力で賄われました。




歓談タイムです。
茅野会長と原理事の密談?
資金調達に苦労している地域の事業者をどう支援するか相談中でした。




新興マタイ株式会社の加藤さんと小池さん。




おいしいお料理と楽しい会話でとてもよい雰囲気の歓談タイムです。








ギャラリー花蔵さんの2階には、歴史を感じさせる所蔵の品々が展示されています。






会が盛り上がったところに駆けつけて下さった高木監事。
長野県の温暖化対策に10年取組まれた想いと
長野県地球温暖化対策条例の改定に至った中島課長との取組みを
熱く語ってくださいました。




会の締めの言葉は原理事より。
「自然エネルギー信州ネットという他に類を見ないネットワーク組織ができました。
私たち自身で魂を入れていきましょう!」というメッセージに、
参加者皆さんが深くうなずいていました。




中島課長は、25年度4月より、環境省自然環境局総務課に赴任されます。
これからは長野県富士見市の市民として、信州ネットの会員として
信州から切り開く持続可能な未来のために、いっしょに歩んでくださいます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。




4月より長野県環境部温暖化対策課課長に赴任される長田新課長を囲んで「いいね!」




番外編:茅野会長とハグする会face01





(事務局 小田切奈々子)
  


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2013年03月13日

3月13日 太陽光発電セミナーを開催しました

自然エネルギー信州ネット 
太陽光発電セミナー


平成25年3月13日(水) 12:00開場 13:00~16:00
塩尻総合文化センター講堂にて、太陽光部会主催のセミナーを開催しました。

長野県において広がりつつある様々な太陽光発電事業の事例紹介の場に
約100名の方がお集まりいただき、関心の高さが伺えました。





当日は、以下の皆様から事業事例の紹介があり、
参加者との質疑がやりとりされました。

〇メガソーラー関係
・佐久市とLLP佐久咲くひまわりのリース方式事業
・松川町での竹村工業(株)の活動事例

〇事業者設置型太陽光発電事業
・東洋計器(株)の自社負担型事業
・ソーシャルエネルギー(株)の初期投資ゼロ円型事業

〇屋根貸し事業
・長野県の公共施設屋根貸し事業について
・須坂市の学校ソーラーと今後の展開について
・協同組合中央経友会、(株)グリーンエナジー信州の事例






また、展示コーナーでは
太陽光発電の設置経験豊かな事業者との情報交換が行われ
様々な声を伺うことができました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

















  


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2013年03月09日

3月9日伊那にて「連絡会」を開催しました

自然エネルギー信州ネット「第4回連絡会」

平成25年3月9日(土)13:30~16:30
伊那商工会議所 4階会議室

地域で活動している会員の皆さま同士の情報交換を目的とした「連絡会」が
伊那市で開催されました。

第一部は、「上伊那地域自然エネルギー普及協議会」の主催による
先進事例紹介と報告会を実施しました。

1.開会のあいさつ
上伊那地域自然エネルギー普及協議会 会長 岡野哲郎氏



2.先進事例紹介(講演)
おひさま進歩エネルギー株式会社 
代表取締役 原 亮弘氏



3.活動報告
上伊那地域自然エネルギー普及協議会
事務局長 寺澤 茂通氏



第2部は、自然エネルギー信州ネットの今後の運営方針について
上伊那の皆さまとの意見交換を行いました。
お集まりいただきました皆さま、ありがとうございました。

  


Posted by 自然エネルギー信州ネット at 18:00Comments(0)

2013年01月20日

1月12日 自然エネルギー信州ネット「意見交換会」を開催しました

自然エネルギー信州ネット 意見交換会@塩尻市

開催日:平成25年1月12日
会場:塩尻市総合文化センター 2階 大会議室

全体進行:平島安人氏(エネットまつもと代表)
ファシリテーター:黒崎晋司氏(特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所)
サポート:田原敬一郎氏(財団法人未来工学研究所)

自然エネルギー信州ネットの会員皆さま、理事、役員により
ワールドカフェ形式による意見交換と全体討議を行いました。

以下の4つのテーマでグループに分かれ意見交換を実施しました。

 ①自然エネルギー信州ネットに期待すること
 ②事務局の役割と、地域協議会の役割
 ③自然エネルギーを活用した地域社会づくりについて
 ④地域での人材育成、人材発掘について


















■各グループで出された意見(課題と解決策)

①自然エネルギー信州ネットに期待すること

 課題:設立当初と比較して、元気がない。
    受託事業の負荷が大きすぎる。
    民間企業の参加が少ない(メリット感がない)。
    今後存続していくには?
 解決策:信州ネットの意義の見直し
    情報発信と意見交換
    PR、(名前があるだけでメリット)
    協議会の自律性重視と連携
    議会へのはたらきかけ、情報会員の正会員化

②事務局の役割と、地域協議会の役割

 課題:地域による活動の差が大きい。
    女性が少ない、参加者の偏りがある。
    未知の取り組みによるさまざまな苦労
    活動別の動きをどう作るか?
 解決策:コバンザメ方式(がんばっている近くの協議会と交流)
     インターネットの活用により参加者を広げる
     経験を共有するしくみづくり

③自然エネルギーを活用した地域社会づくりについて

 課題:自治体の活性度をいかに高めるか
    理念「地産地消」とビジネスのバランス
 解決策:地域コーディネーターの活躍
     案件ごとに丁寧に対応する

④地域での人材育成、人材発掘について

 課題:参加者の偏りが見られる
    人材育成に係る補助金がもらいにくい(人件費が出ない)
 解決策:若手の巻き込み→インターンシップ活用、大学授業、
     自然エネルギーに関するわかりやすい情報発信
     一人ひとりに何ができるかを考える 


■参加者全体での討議

課題①:(各地域協議会の会員に)信州ネットへの帰属意識がない
 信州ネットの情報を全地域協議会会員へ発信したらどうか(情報会員レベルのもの)
 ネットワーク型の地域協議会は、メーリングリストがあれば容易に可能
 県の役割として、情報発信可能
 団体で信州ネットに加入しているところは容易に可能
 各地域協議会で信州ネットの情報を積極的に発信したらどうか
 地域協議会会員=信州ネット情報会員にしたらどうか
 そもそも、帰属意識がないことは問題なのか

課題②:スタッフがいないという制約条件をどうするか、どう考えるか

課題③:画一化から多様化へという流れにおいて、どのような人材が必要か
 場を作る人
 事業化していく人

課題④:行政との連携
 各自治体に県から目標値を割り当てることは可能か
 県では「一村一エネルギー」プロジェクトを推進。この仕組みで各自治体の競争を促したい。
 各協議会と自治体間でのフェース・トゥ・フェースのコミュニケーションを県が支援する。各協議会が直接自治体に働きかけても難しい。
 (会合などで)具体的に何をするのか、自治体に何を期待するのか、求めるのかを明確にして呼びかければ、コミュニケーションの場に自治体関係者が参加しやすくなるのでは?

(3)その他:法人化に対する意見
 メリット、デメリットを比較すれば、メリットの方が大きい。
 法人化は基金が軌道にのり始めてからでよい。自主財源の見通しを立てることがまず必要。
 法人格をどうするか?NPO法人、一般社団法人等いろいろある。
 今の事務局体制では法人化に対応できない。少なくとも事務局に3人は必要。
 信州ネットの一連の取り組みは持続的に「社会を変える」活動であり、責任ある取り組みのためにもボランティアなどに依存しない体制が必要。法人化は必要。
 助走期間中に、社会の側から法人化を求められるよう、存在意義を高める必要がある。




  


Posted by 自然エネルギー信州ネット at 17:13Comments(0)事務局からの連絡